株式会社ディグアウト

人と人をつなぐマンション管理システム「コラボ」
マンションの「情報公開」「情報共有」「情報貯蓄」を実現します。

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毎日新聞で紹介されました

居住者専用コミュニティサイト「コラボ」が毎日新聞(2009年10月19日9面)で紹介されました。



【マンションで住民交流を深めたい】
◇「ご近所力」向上目指し自治体も支援、サイト利用し情報共有
 戸建てに比べて近所付き合いが少なく、それぞれの世帯の独立性が高いように思われるマンション。
 ところが最近、マンション住民同士でのコミュニケーションをもっと盛んにしようという動きが
 広がりつつある。
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 9月上旬の土曜日の夕方、大阪市福島区大開のマンション(34戸)のエントランス前には子どもたちの歓声が響いていた。大人は缶ビール片手に立ち話。部活帰りの中学生は焼きそばの屋台に並んだ。
 7年ほど前から続く恒例の夏祭り。企画した住民の会社員、横田和秀さん(44)が夏祭りを思いついたのは、引っ越して間もないころ、管理組合の理事を引き受けたのがきっかけだった。理事会で駐車場不足などについて議論した際、「日ごろもっとコミュニケーションが取れていれば、住民間の話し合いがスムーズに進むのでは」と感じたからという。
 夏祭りの費用6万~7万円は管理費でまかなうが、酒類は管理会社の寄付。同社の社員もボランティアで運営に参加する。昨年と今年、福島区の「マンションコミュニティ支援キャンペーン」に応募、採用され3万円の支援を受けた。
 福島区が07年度からの3カ年でこの事業を実施した背景には、工場移転などに伴い同区内でマンションの建設が相次いだという事情がある。「事業はマンション内で交流を図るきっかけづくり。高齢者が増えた地域での見守り活動などにつながれば、との期待もある」と区総合企画担当課の大内泰幸課長は言う。事業は資金支援のほか、イベントに必要な机などの機材を貸し出したり、ボランティアや講師を派遣して運営もサポート。07年度は6件、08年度は9件を採用し、09年度の目標は12件という。
 同区福島のマンション(184戸)でも9月、事業を活用して地域の高齢者を招いた企画が催された。住民でフラダンスサークルの代表の道前清美さん(68)らが準備を進め、40人近い参加者がマンションの集会室でフラダンスなどを観賞した。道前さんは「1人暮らしのお年寄りも多く、あまり近所付き合いがなかった。これを機に日常的に地域とつながりができれば」と盛況ぶりに笑顔を見せた。
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一方、現代的な手段を使ってマンション内のコミュニティーづくりを活性化するサービスも登場した。居住者専用のコミュニティーサイト「コラボ」は、インターネット上の交流の場で、マンション住民しか見られない安心感がある。
運営するのは「ディグアウト」(本社・東京都中央区、http://www.digout.co.jp)だ。「お知らせ掲示板」「アンケート」「施設予約」など14の基本機能があり、理事会の議事録を公開したり、住民同士の趣味サークルの情報を共有することもできる。07年にサービスを始め、首都圏を中心に約110棟に導入されている。 東京都品川区の品川シーサイドレジデンス(422戸)は07年10月に入居を開始し、08年8月に「コラボ」を導入、6割以上の世帯が登録する。理事会下部組織としてペットや駐輪場の問題を話し合う九つの委員会があり、「コミュニティ」のページからそれぞれの活動内容を見ることができる。 導入時に管理組合副理事長だった会社員の水田貴さん(41)は「コラボはよい住環境を作ろうという住民の意思をくみ上げる手段」と言う。ディグアウトの服部慶社長は「参加したい時に参加できるような緩やかな人間関係が、マンション内でも求められている」と分析する。

事業内容

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